タイ観光を長期で考えてる方で観光ビザ(60日)申請してみようかなと考えた方いませんか?
実際の申請書類見てみるとほとんど英語で書いてるし、提出書類も多そうだしやめとこうかなと思ってる方ちょっと待ってください。
私もはじめ「英文の預金残高証明」とかちょっとめんどうかなと思っていましたが、調べてみたらそんなに難しくありません。
私の場合「タイ大阪領事館」での申請でしたが、一発でとおりました!
ただ事前に知っておいた方が時間の短縮になることや、申請内容でちょっと判断に迷うこともありましたので説明させてもらいます。
実際の申請書なども使って説明させてもらいますので、参考にしてみてください。
観光ビザ必要書類(大阪領事館)と参考記入画像
タイ王国大阪総領事館に申請した時のことをもとに説明していきます。詳細は申請時期や申請場所によって多少変わってくると思いますので最新情報は各タイビザ申請領事館で確認ください。
在東京タイ王国大使館:ビザの種類と必要書類
タイ王国大阪領事館:観光ビザーTR
◎主な必要書類
観光ビザ(60日)の主な申請書類(タイ王国大阪領事館を参考にしてます) |
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1)ビザ(査証)申請書 |
2)証明写真 |
3)パスポート の原本とコピー |
4)経歴書(Personal History) |
5)個人用身元保証書(Guarantee Letter) |
6)英文の預金残高証明書 |
7)航空券(eチケット) |
8)タイでの居住地を証明する書類 9)職業を証明する書類 |
10)追加書類 |
それでは順番に説明していきます。
1)ビザ(査証)申請書
一番最初の申請書です。
名前や住所、パスポート番号などです、ローマ字でうつだけなのでそんなに迷わないと思いますが、下記3点はちょっと考えましたのでお伝えします。
最初の申請書でつまづいた3点
- 旅券が有効な渡航先国名(Countries for which travel document is valid)
- タイ滞在中の住所(Proposed Address in Thailand)
- タイでの保証人氏名および住所(Name and Address of Guarantor in Thailand
- 旅券が有効な渡航先国名(Countries for which travel document is valid)
最初は日本語の意味もわかりずらかったですが、決まり文句のような感じです。ネットで調べた中で下記の「」内を記入しました。
「 All countries and area unless otherwise endorsed 」
意味は、「特にことわりのない限り、すべての国と地域」になるようです。
- タイ滞在中の住所(Proposed Address in Thailand)
タイでの居住場所が1カ所なら場所を記入するだけなので迷わないと思います。
しかし長期滞在の場合、宿泊先が何カ所かになる人もいると思います、実際私の場合も3カ所を予定していました。
その場合どのようにすればいいか
申請用紙の記入する欄は2行しかなく全部はとても書けません。
正直別紙を付けようかなとも思いましたが、必要ありませんでした。
結論として
宿泊箇所が何カ所あっても最初の1カ所目の住所を記入すればOKです。
ただし、1カ所目以降の他の場所の予約確認書等のコピーは用意して申請書につけました。
- タイでの保証人氏名および住所(Name and Address of Guarantor in Thailand
こちらも保証人になってもらうようなタイ人の知り合いがあるわけでもなく、最初悩みましたがないならない(None)と記入するだけでOKでした。
その他は大阪領事館の「ビザ申請書見本」をみたらまず迷わないと思います。
2)証明写真
1)の申請書に貼り付けるだけです、特に問題ないですね、パスポート写真と同じサイズでしたので流用して貼り付けました。
3)パスポート の原本とコピー
特に問題ないと思いますが、パスポートの残りの期間等(有効期限まで6か月以上)を確認しておけばいいのかなと思います。
4)経歴書(Personal History)
名前や誕生日、最終卒業学校等は悩まず、ローマ字にて記入。ただしここでも住所と保証人でちょっと考えました。
経歴書でつまづいた2点
- 住所
- 保証人
まずは
- 住所
ですが
現住所(Address in Japan):これは悩みません。今の住所を書くのみ。
本籍地(Permanent Address):一応日本語訳のとおり「本籍地」を書きました。以前は車の免許書等に書いてありましたが今は乗ってないのですね。
以前戸籍謄本とった時の控えがあったので助かりましたが、案外「本籍」忘れてる方おおいと思います、ご注意を。
ただ( )書きで(Home country address)ともありますので、現住所でもいいような気がします。まあこのあたりは自己判断にて!
Adress in Thailand:こちらもタイに行く一番最初のホテル住所のみを書きました。
次に
- 保証人
日本人の保証人は問題ありませんね、私の場合は妻(配偶者)に書いてもらいました。(旅行に同行する人はダメみたいです)
次のタイでの保証人(15:Guarantor and Address in Thailand)との記入欄が最後にありますが、私の場合いませんでしたので、特に記入しませんでした。
申請時にタイでの保証人はいないことをあえて私の方からお伝えしましたが、特に問題になる感じではなかったです。要は未記入か「None」の記載でOKと理解しました。
5)個人用身元保証書(Guarantee Letter)
こちらも、内容的には特に悩むことはなかったです。
署名欄に保証人(今回妻)に自筆で書きてもらいました。
申請書には署名欄の右となりに「印」とありましたが、自筆署名してますし、印は無視しました。(印押さず)
6)英文の預金残高証明書
この英文の預金残高証明書なる意味が最初分からず、銀行に内容と証明書が出せるかどうか確認しました。
画像にあるように、預金残高証明書とは単純に今いくら銀行にお金をいくらあずけているかということです。
必要な残高といっても20,000バーツ(約7万円ぐらい)以上が条件ですのでまあ金額的にはびっくりするようなものではないですが用意するのが手間ですね。
しかもそれが英文というのが困ったところですね。
そこで
ある都市銀行(り・・銀行)に確認したところ、証明書を出すことに何ら問題なかったですが、下記に示すような手間、時間お金がかかります。
とある都市銀行(り・・銀行)に英文の預金残高証明書確認したら
- 来店にての申請が必要
- 証明書は申請後1週間ぐらいで郵送されてくる
- 手数料が1500円ぐらいかかる
正直めんどくさいですし、またお金もかかります。
しかし、来店なし、時間即、料金無料の完璧な解決方法ありました。
それはネット銀行で預金残高証明書を用意することです。
私が使わせてもらったのは「住信SBIネット銀行」さんです。
具体手に何ができたかというと
住信SBIネット銀行でできる英文残高証明ことこと
- ネット上で証明書をPDF形式で出せる(来店する必要なし)
- 自分の口座内で申請出力できるので待ち日数なし(実質0時間)
- 手数料なし(0円)
もう正直、いうことないぐらいにありがたいシステムです。
従来型の銀行が淘汰されていくのがわかります。
他のネット銀行は試してませんが、おそらく同様なことはできるのではないかと思います。
今回、「住信SBIネット銀行」で英文の預金残高証明が出せることがわかって一挙に観光ビザ申請する意欲がわいてきました(笑)
まだ口座をお持ちでない方は、「住信SBIネット銀行口座開設キャンペーン」もよくやってますので開設されることをおすすめします。
もちろん口座維持管理料などはありません、無料です作っておいて損はないと思います。
7)航空券(eチケット)
特に問題ないでしょう、コピーを提出しました。
8)タイでの居住地を証明する書類
今回タイでは3カ所の宿泊予定をしてましたので、それぞれのコピーを提出しました。
予約はアゴダとairbnbでしました。
・アコダの予約確定書は特に問題なし。
・airbnbの方は予約確認書にフルネームが記入されてませんでしたので、領収書の提出(領収書にはフルネームが記入されてました)をビザ受け取り時に提出を求められました。
9)職業を証明する書類
証明する書類は申請者の状況(会社員、学生等)によってずいぶん変わります。
私のような年金受給者は
・年金証書のコピー
・最新の額面入り年金振込通知書のコピー
年金振込通知書を紛失している場合は年金事務所に連絡すれば再発行してくれます。
ただし、1週間から10日ぐらいかかるようですのでない場合は早めの対応が必要です。
10)追加書類
ワクチンの接種証明書のコピー提出をお求められました、こちらもビザ受け取り時での提出でOKでしたので特に問題なかったです。
以上になります、私にとって一番の難点は「英文の預金残高証明書」の準備でした、まあ住信SBIネット銀行に救われました。
ビザ受け取りまでの日数(大阪領事館の場合)
大阪領事館の話になりますが、窓口では申請日の2営業日後を言われました。火曜日に申請しましたので木曜日が受け取りになります。
私の場合木曜日がちょっと都合が悪かったので金曜日取りに来ますといったら、あまりいい印象を持たれない感じでしたが最終的にはOKしてくれました。
そんなに問題ないようですが、やはり役所のお仕事はいろいろあるのでしょう。
ちなみに大阪の場合受け取り時間も午後1時30分から3時までと結構タイトでした(笑)
ビザ申請費用
こちらはおそらくどこの領事館でも同じはずですが、大阪の場合4500円でした。
比較としてですが、タイにノービザで入国(30日滞在ok)して、一度の延長(30日)はできますが、延長費用としては約1900バーツかかります。
1900バーツはレートにもよりますが日本円で約7000円ぐらいでしょうか
また取得時間もタ体験談とかを見ると「タイ入国管理事務所」で半日ぐらいはかかっているようです。
申請書類も当然現地で用意する必要があります。
となると日本で初めから60日ビザが取れる今回の「観光ビザ」をあらかじめ入手しておくことにメリットを感じる方も多いと思います。
ちなみに今回の観光ビザはビザをもらった日から60日ではなく入国日から60日間有効なビザになります。
まとめ
タイ観光ビザの日本で申請する際の申請書作成で実際に申請した時に、迷ったことや知らべたことを中心に今回のブログを作成しました。
もちろんこの種の申請は受付担当者によっても解釈がかわりますし、申請内容も最新の領事館ホームページ等で確認がいることはご理解ください。
申請費用のところでも触れましたが、現状では観光でタイ入国するのに滞在30日以内であればビザは必要ありません。
しかし、入国期限の30日を過ぎると1日につき500バーツの罰金と次回入国時の審査が厳しくなることが予想されます。
それにもまして、一度タイにいくと、まったりとした雰囲気や自然にはまり、できるだけ長く滞在したいと思われる方も多いと思います。
私もその一人(笑)
実際30日はあっという間です、延長することがほとんど決まっている方は今回の「観光ビザ」申請を日本ですませて60日滞在できる観光ビザを取得しておいた方が精神的にも日程的にも安心ではないでしょうか。
余裕をもってタイ観光を楽しみましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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