こんな疑問や不安を持っているあなたに画像や案内表付きで丁寧に説明していきます。
このブログを書いている私も約30年ぐらい前のゴルフをやりはじめのころは全くといっていいほどゴルフ用具の知識はなく、先輩のいわれるままに購入したり譲り受けたりしました。
今にして思えば少し初心者には難しいクラブをもらってやっていたなという気がします。
また本番のコースにいったら結構いろんなものがゴルフは必要なんだなということや、逆に先に購入した道具は当時の自分にはまだ早いというか不要だったなという気持ちが今はあります。
何事にも手順というか順番があります。
けっして安くはないゴルフ道具ですから、このブログ参考にしてもらって失敗しない、後悔しないゴルフ道具を用意していってもらいたいので、最後まで読んでくださいね。
ゴルフを始める時に必要な用具3種類、購入のポイント
ゴルフ初心者の方がゴルフを始めるときに、最初に必要な道具と目安金額は下表になります。
金額は新品を買った時の目安です。
ゴルフを始めるとき最低限必要な用具3種類 | 目安金額 |
---|---|
その1:ゴルフクラブ | 3万~15万円 |
その2:ゴルフグローブ | 1000~3千円 |
その3:キャディバック | 1万~8万円 |
まず初めにお伝えしたいのですが、ゴルフはいきなりゴルフコースに出れるスポーツではありません。
ある程度練習してからでないとコースに出ても、本人も苦労しますが同伴の方や前後でプレーされてる方へ迷惑がかかります。
ですからまず初めは
練習です
それから
本番コースへと行く順番になります。
最初の練習に必要な用具をそろえて、ある程度練習してから本番コースにいくためのゴルフ用具を用意されたほうが後悔が少ないです
練習していく過程である程度ゴルフ関連の知識もふえていきます。
それから本コースにいくまでのゴルフ用具をそろえたらいいと思います。
それでは最初に買うもの3点のそれぞれの内容をご紹介します。
その1:ゴルフクラブ
ゴルフでは本番コースで使用していいゴルフクラブの本数が14本までというルールがあります、しかしゴルフ初心者はゴルフクラブ14本をすべてを持つ必要はありません。
ゴルフクラブはドライバーから始まってアイアン、パターまで主に飛距離を打ち分けるために様々な種類のゴルフクラブがあります。
本番コースで14までという意味はゴルフプレーヤーはいろんなクラブの種類を自由に選んでかまわないが、トータルの本数は14本までですよという意味です。
しかしゴルフ初心者の方は14本全部持っていても使いこなせない、特に飛距離の差を正確にクラブの種類で分けることはむずかしいことの一つです。
言葉が少し不適切かもしれませんが、要は「宝の持ち腐れ」状態だからです。
それどころか使えもしないのに、キャディバックが重くなるばかり…
では具体的にどのクラブを持つのが適当かというと下表が一般的です。
一般的なゴルフクラブ全種類(14本) | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1,ドライバ― | 〇 | 〇 |
2,フェアウェイウッド(3番) | 〇 | |
3,フェアウェイウッド(4番) | 〇 | |
4,フェアウェイウッド(5番) | ||
5,ユーティリティー(4番) | 〇 | |
6,ユーティリティー(5番) | 〇 | |
7,ユーティリティー(6番) | ||
8,アイアン(7番) | 〇 | 〇 |
9,アイアン(8番) | ||
10,アイアン(9番) | ||
11,ピッチングウェッジ | 〇 | 〇 |
12,アプローチウェッジ | ||
13,サンドウェッジ | 〇 | 〇 |
14,パター | 〇 | 〇 |
※1:男性と女性では飛距離等の関係ですべて同じではないので分けています。
※2:〇印が初心者におすすめのクラブ種類になります。
※3:色分けは主にクラブヘッドの形状違いで分けてます。
初心者向けのゴルフクラブ本数は全部で14本のうち〇印の7本からもう一本足して8本ぐらいまでが一般的です。
各クラブの特徴や購入時に知っておいてもらいたい注意点をお伝えしますが、基本的には14本の違いはゴルフボールの飛距離の差になります。
それぞれヘッドの形状やシャフトの長さは変わりますが要は距離が変わるのでコースを攻めやすくできるということです。
ゴルフはティーショットを打ってそれからグリーンまで何度か打って、グリーンでパットで終わるスポーツです。
距離をあわせられなければ、いつまでもグリーンにボールがのりません!
もちろん各個人によって変わってきますが、下表は各クラブの飛距離の目安基準と考えてください。
クラブの種類 | 飛距離(ヤード) |
男性平均 | |
ドライバ― | 225 |
フェアウェイウッド(3番) | 205 |
ユーティリティー(4番) | 185 |
アイアン(7番) | 140 |
ピッチングウェッジ | 105 |
サンドウェッジ | 80 |
パター | – |
クラブの種類 | 飛距離(ヤード) |
女性平均 | |
ドライバ― | 185 |
フェアウェイウッド(4番) | 155 |
ユーティリティー(5番) | 115 |
アイアン(7番) | 90 |
ピッチングウェッジ | 60 |
サンドウェッジ | 50 |
パター | – |
※数値はレッスンスクールまとめよりの参考平均値
あくまで参考数値ですが、この表の距離を単純に想定コースの飛距離で計算してみると
男性の場合
ミドルホール(パー4)想定
ドライバ―:225
アイアン7番:140
各クラブ合計飛距離365ヤード
ロングホール(パー5)想定
ドライバ―:225
フェアウェイウッド:205
ピッチングウェッジ:105
各クラブ合計飛距離535ヤード
女性の場合
ミドルホール(パー4)想定
ドライバ―:185
アイアン7番:90
各クラブ合計飛距離275ヤード
ロングホール(パー5)想定
ドライバ―:185
フェアウェイウッド:155
ピッチングウェッジ:60
各クラブ合計飛距離400ヤード
各クラブ合計飛距離は男性女性とも一般的なコースでは十分にパーオン対応できます。
ということはゴルフクラブ7本でも十分にコース対応ができるということになります。
もちろんゴルフコースは単純な直線コースではなくかつ高低差や傾斜などが合わさったものですからそれを補うためにいろいろなクラブがあったほうが良いのですが、スコア100切りを達成するレベルあればゴルフクラブ7本でも十分です。
それでは必要最低限のゴルフクラブ7本のそれぞれの特徴、用途と購入時に確認することを下記表の順番で説明します。
必要なゴルフクラブ7本の種類
- 1,ドライバ―
- 2,フェアウェイウッド
- 3,ユーティリティー
- 4,7番アイアン
- 5,ピッチングウェッジ
- 6,サンドウェッジ
- 7,パター
1,ドライバ―
・特長:一番飛ばせるクラブです。
・用途:大体ティショットで使います。
・購入目安金額:2万~10万(全クラブで一番高い)
・✔購入時の注意:ロフト角は必ず確認、一番高いクラブなので最も慎重に)
ロフト角が立ってくるときちんとあたれば飛距離は伸びますが、ボールが上がりにくいです。
ロフト角は男性10.5度 女性12.0度が一般的です。
2,フェアウェイウッド
・特長:地面から打てるクラブでドライバ―の次に飛びます
・用途:ロングホールの2打目で使われることが多いクラブです
・購入目安金額:2万~8万(全クラブでドライバ―の次に高い)
・✔購入時の注意:メーカーやシリーズはドライバーとあわせる、特にシャフトは同じ硬さのほうがスイングのタイミングが合いやすいです
同じメーカーでもシリーズや発売年度によって形状は変わるので品番等で同シリーズであることを確認したほうが良いです。
3,ユーティリティー
・特長:ウッドより強い弾道でアイアンより上げやすい、形状も2つを合わせた形
・用途:フェアウェイ全般に使えます、中距離の距離と安全性
・購入目安金額:2万~5万
・✔購入時の注意:メーカーやシリーズはドライバーとあわせる
4,7番アイアン
・特長:ユーティティより短い距離に使われる、飛距離よりも方向性を重視
・用途:シュートホールからアプローチまで幅広く使える
・購入目安金額:1万~2万
・マッスルタイプではなくキャビティタイプのほうが、スイートスポットが広く優しい
・✔購入時の注意:スピン性能に影響しますので中古品などはスコアライン(溝)が残っているか確認したほうがいいですね
5,ピッチングウェッジ
・特長:アイアンよりも短い距離を打つクラブ
・用途:グリーン周りのアプローチの基本となるクラブ
・購入目安金額:1万~3万
・✔購入時の注意:ピッチング(P等)の名称ではなくロフト角で表示されてることもある
6,サンドウェッジ
・特長:ピッチングよりもソール幅、ロフト角が大きい
・用途:もともとバンカーで使うことで開発されたのでソールにバウンス(ふくらみ)がありボールがあがりやすい
・購入目安金額:1万~3万
・✔購入時の注意:ピッチングと同じくロフト角での表示もある
7,パター
・特長:グリーン上のボールを打ちやすいようにロフトがほぼ垂直
・用途:グリーン上で使用
・購入目安金額:1万~4万
・✔購入時の注意:ヘッド形状が主に3種類あるので、特性を理解して購入
初心者におすすめのパターは下記別記事に詳しく書いてますので参考にしてください。
【ゴルフ初心者】初パター購入は大型マレット型を選ぶべき5つの理由
✅ゴルフクラブ最後にもう一つ注意点
ゴルフクラブの種類別に選ぶ基準や注意事項をお伝えしましたが、もう一つゴルフクラブ全般にかかわることで注意点をお伝えします。
それは「クラブのシャフトの硬さ」にも注意をはらってもらいたいということです。
シャフトとはクラブヘッドにつけられた棒のことです。
このシャフトは、硬さ、ねじれ、しなりなど結構複雑な要素がありゴルフスイングにも大きく影響してくるものです。
単純に言うとシャフトが硬ければ、しなりが少なく上級者向けになります。
購入者のシャフトの硬さを決める基準はヘッドスピードをもとに決めるのが一般的ですが、スイングがまだ定まらない最初の段階では、標準タイプを選ばれるほうが間違いが少ないです。
シャフトの硬さはアルファベットの大文字であらわされています。
男性の場合:R<S<X(Rが標準、右にいくほど硬い)
女性の場合:L<A<R(Lが標準、右にいくほど硬い)
ゴルフショップでの購入時、去年のモデルですが、その分格安です・・・
なんて、宣伝文句よく聞きますがシャフトの強度は注意して確認してくださいね。
記号はシール等でシャフトに貼ってあるのですぐわかります。
(ウッドの性能表示例)
(アイアンの性能表示例)
売れ残っているのは標準規格外が多いのはあるあるですね・・
✔ゴルフクラブまとめ
ゴルフクラブを選ぶ基準は飛距離の違いが出せることと、パターを含め、グリーン周りの寄せに使うクラブを選ぶことです。
ゴルフコースで使用できる本数は最大で14本ですが、最初から14本を使いこなすことは正直ありえないと考えてもらっていいと思います。
あれこれ打ってみたくなる気持ちはよくわかりますが(笑)
それよりクラブの種類の違い(ウッド、アイアン、ウェッジ等)別にそれぞれの選んだものを徹底的に練習したほうが上達が早いです。
その2:ゴルフグローブ
ゴルフスイングするときには一般的にゴルフグローブを使用したほうが良いです。
理由はゴルフグローブをつけていたほうがいい主な理由は、ゴルフスイングを安定させるためです。
もう少し詳しく言うと、右利きの方では左手での誘導でゴルフクラブをスイングするので左手の表面が汗や雨などで濡れていたり、また逆に乾燥しすぎてもクラブを持つところのグリップが滑ります。
そうなるとクラブを握る(グリップする)時に余計なリキミが入りスイングは安定しません。
ちなみにゴルフグローブは利き手の反対の手に付けるのが一般的です(右利きなら左手に着用ということですね)
女性の方は両方の手に使われてる方もいます
それではゴルフグローブについてもう少し
- 1,グローブの着用する理由
- 2,グローブの形
- 3,グローブの素材
の順番で詳しく説明します。
1,グローブを着用する理由
ゴルフグローブを着用する主な理由は下記の3点です。
・スイングを安定させるためのグリップ力アップ
・日焼け止め
・手のひらやつめの保護
✔・スイングを安定させるためのグリップ力アップ
ゴルフグローブを使用する一番の目的はまずスイングするときのゴルフクラブがすべらないようにするためです。
また暑さや湿度によっても手のひらに汗をかきます、また当然天候によっては雨や雪がありますのでぬれて滑りやすくなります。
どちらにしてもゴルフグローブを着用することによってグリップ力アップができます。
✔・日焼け止め
通常のコースをプレイすると通常4~5時間ぐらいは外にいることになります。当然紫外線も浴びます。
日焼けを気になさる女性の方で両手にグローブをつけられる方もいま多いですね、ゴルフグローブは紫外線を防止して日焼けを防ぐことができます。
✔・手のひらの保護
クラブはあまり強く握らないほうが良いというのが一般論ですが、初めのうちはスイングもまだ安定してませんのでどうしてもきつく握ってしまい手のひらが痛むことがあります。
やはり素手で握るよりもグローブをつけたほうが手のひらに豆ができたり、こすれたりすることを防げます。
以上の3つがゴルフグローブを着用する理由となります。
2,グローブの形とサイズ
✔グローブの形は大きく分けて2種類です。
それぞれ右手用、左手用、両手セット用が用意されています。
・指先まであるタイプ
・先端がカットされてるタイプ
✔・指先まであるタイプ
こちらは通常よく見れれるタイプです、手先全体をカバーして指先から手のひら全体でグリップする形になります。
✔・先端がカットされてるタイプ
指先部の先端がカットされているタイプで、主に女性の方の爪のネイル等への影響をなくすことや、指先端の感覚を重視される方向けのグローブになります。
グローブのサイズとはかり方
グローブを選ぶ時は出来れば試着してからがいいのですが、目安のサイズ表は下記になります。
手囲い:指をそろえ、その付け根の関節にメジャーを巻き付けるようにして手の周囲の長さを測る。
(参考資料:Nikeゴルフグローブサイズ表)
男性用ゴルフグローブ
サイズ | S | M | M/L | L | XL | XXL |
手囲い(cm) | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
女性用ゴルフグローブ
サイズ | S | M | M/L | L |
手囲い(cm) | 19 | 20 | 21 | 22 |
子供用ゴルフグローブ
サイズ | S | M | L |
手囲い(cm) | 17 | 18 | 19 |
3,グローブの素材
グローブの素材も大きく分けて2種類になります。
- 人工合成皮革
- 天然皮革
✔・人工合成皮革
ゴルフショップに売っているのは圧倒的にこちらのタイプになります。全天候型が一般的です
素材もいろいろあって、メッシュを部分的に使って通気性のアップや伸びしろでサイズ調整ができるタイプもあります。
価格は仕様によって幅がありますが、天然皮革よりも一般的には安いです。
✔・天然皮革
天然皮革は薄くてやわらかい仕上げになっていて、人工合成皮革よりもフィット感が優れているのが一般的です。
お値段はどうしても高めですが、フィーリング重視の方はやはり天然のほうがいいでしょう。
但しお手入れは革製品ですので注意が必要です。
ゴルフ初心者がゴルフグローブを選ぶポイント
ゴルフ初心者がゴルフグローブを選ぶポイントは下記3点に注意して購入することです。
- サイズとフィーリング
- 価格と耐久性
- 天候に左右されにくいグリップ力確保
ゴルフ初心者の時はゴルフグローブもかなり早くいたみます、これは余計な力が入ったりまだ正しい握り方ができないせいですが、初めのうちは仕方ないです。
できるだけクラブの持つところの補強がされてるグローブを選びましょう。
それでも結構な頻度で買い替えが必要になりますので、ある程度価格は抑えたもののほうがいいです。
くたびれた高級ゴルフグローブより安くても新品のほうが気持ちいいですよ。
それとプレイ中に汗だけではなく雨などの天候にも左右されないの素材のほうが2枚持ちなどしなくてよいので便利です。
✔ゴルフグローブまとめ
ゴルフ初心者の方におすすめのグローブは、耐久性があってできるだけリーズナブルで、ある程度の天候にも左右されにくいものになります。
そうなるとやはり天然皮革よりも人工皮革のものになります。
天然皮革の滑らかなフィーリングは捨てがたいものがありますが、やはり雨には弱く、また革製品のお手入れも必要になります。
お値段もいい値段(最低でも2000円くらい~)になります(笑)
その点、人工皮革のものはリーズナブルな商品がおおく、また今素材も改良されてグリップ力も十分にあるグローブが多く販売されてます。
ゴルフショップに置いているのも多くは人工皮革ですので選択も容易です。
練習量が多いとその分グロームもいたみます。
人工皮革のグローブの品質は、値段とほぼ比例します、しかし耐久性にはほとんど変わりわなく主に
握った時のフィーリングとグリップ力の差になります。
お値段そこそこで耐久性のあるものご紹介します。
メンズ用
レディス用
その3:キャディバック
ゴルフを始めるのにキャディバックが必要な理由は下記です。
・ゴルフクラブは本数が多いのでまとめて保管する箱(キャディバック)がないと持ち運べない
・ゴルフクラブ以外にゴルフボールやティーペッグなど小物を入れる必要があるため
ゴルフ初心者に必要なゴルフキャディバックの選び方
キャディバックも単にデザインやブランドだけで選ぶと、実際使用を始めた時に後悔することもありますのでまずは機能から考えた選ぶ手順をご説明します。
特に注意して確認してもらいたいのは下記になります。
- ・キャディバックの立て方の型を決める(2種類あり)
- ・重さ、大きさを決める(9.5型が主流)
- ・表面仕上げ材質を決める(質感、重量が大きく変わる)
その他上記を含めキャディバックを選ぶ項目をまとめたのが下記になります。
項目 | 選択すること | 迷った場合のおすすめ (※1) |
1)タイプ(立て方) | カートタイプ or スタンドタイプ | カートタイプ |
2)重さ | 2.0kg~5kg 2.0kgは超軽量、5Kgはプロ仕様が多い(相当重い) | 軽いほうがいい |
3)口径サイズ | 6~10.5型(インチ表示) 6型は超小型 10型以上は大型 | 男性9.5型 女性8.5型 |
4)許容クラブ長さ | 44~48インチ | 標準+1インチ |
5)主要素材 | 合成皮革、ポリエステル等 | ポリエステル |
6)フード | フードの有り、無し | フード有 |
7)ネームタグ | ご自身のお名前 有、無し | 必ず必要 |
一番右側の(※1)は初めてのキャディバック購入される方や長年ゴルフを離れら
れてた方が選択に迷った場合のおすすめのパターンです。
1,立て方2種類のメリット、デメリット
キャディバックには本体の立て方で大きく分けて2種類があります。
・カート型キャディバック
・スタンド型キャディバック
2種類ある理由は、ゴルフプレースタイルにあわせて作られたものです。
おおざっぱにいうと下記になります。
- ・カート型・・・ゴルフカートに乗せてゴルフプレーをする
- ・スタンド型・・・セルフプレーでバックを担いでプレーする
キャディバック2種類のメリットとデメリット
キャディバック2種類 | メリット | デメリット |
カート型 | ・カートに乗せやすく、水平なところでは自立する ・収納ポケットが多く、容量も確保できるので1バックでまとまる ・構造が単純なので壊れにくい |
・斜めなところではバックごとねせるしかない |
スタンド型 | ・ダブルストラップ等で、かけて持ち運びしやすい ・軽量タイプの種類が豊富 ・スタンド使用時クラブが取り出しやすい | ・大容量タイプが少ない ・収納ポケットが多くない ・スタンド構造はそんなに強くないので運搬等で破損する可能性がある |
ちなみにキャディバックにゴルフクラブ以外何を入れてるかというと、主なところでは
- ・ゴルフボール
- ・ティーペッグ
- ・マーカー
- ・タオル
- ・レインウェア
- ・シューズ
- ・飲み物類
などです。
ゴルフボールやマーカーなどは小さいのでちょっとした収納ポケットでも入りますが、レインウェアやシューズ類はある程度の収納スペースが必要です。
しかし、必ずキャディバックに入れなければならないものはゴルフクラブぐらいであとはほかの収納バックでも代用できるのですから、ご自身のプレースタイルを考えて決めていくことになります。
カート型:収納スペースが確保されている
スタンド型:軽量で持ち運びしやすいが、収納スペースは限定
初心者の方でご自身のプレースタイルはまだ決まっていない方は、カート型のほうが安全です。
2,キャディバックの重さは軽いほうがいいの?
キャディバックの重さは移動時や持ち運びに直接影響してきます。
当然ですが、キャディバックにはゴルフクラブを入れますので一般的な重さを計算してみると
カート型キャディバック4kg+ゴルフクラブ5kg+小物(1kg)=トータル10kg
チョットザックリした計算ですが、トータル10kgぐらいになります。
女性の方ですと10kgは結構な重さだと思います、ですからできるだけ軽いほうがいいのです。
しかし、一般的に頑丈さな作りで、表面の仕上げがいいものは重くなります。
特にプロ仕様といわれるものはトータル重量で15kg前後になるものもあります。
ですから最初のキャディバックの重さは、ご自身のゴルフスタイルが車中心になるのか、はたまた電車なども利用もありえるのか等をお考えになって決められたらいいと思います。
※ゴルフ旅行やゴルフ場先送り等のキャディバックを宅急便や航空便などでの移動が想定される場合は出来るだけ丈夫なものを選んでおいたほうが良いです。
特にスタンド型のスタント部は損傷しやすいので注意が必要です。
3,口径サイズとは
口径サイズとはキャディバックのクラブを入れるところのサイズを言います。
入れる部分の形状は一般的に丸形ではなくどちらかというと楕円系です、口径サイズは長手方向の長さをいってます。
呼び方としては「9型」など数字の後に型をつけてあらわしてます。
数字はインチ表示です。
9型・・・・9が口径サイズを表します。
インチ表示なので(1インチ=25.4mm)なので
9型だと約23cmです。
大雑把ですが、キャディバックのイメージとしては
7.5型・・・小型で持ち運び重視
10型・・・大型で収納たっぷりプロモデル仕様
こんな感じです。
あと合わせてキャディバックの口径と関係しますが、クラブを入れるところ、つまり口のところですが仕切りがあります。
この仕切りは4つぐらいの簡単なものから14本分けられるようになっているものまで様々です。
細かく分かれたほうが便利なような気がするかもしれませんが、急いでいるときなどはザックリクラブを入れたい方もいらっしゃると思いますのでこのあたりはお好みです。
迷った場合のおすすめサイズは男性9.5型、女性8.5型サイズになります
4,許容クラブの長さ確認
ゴルフクラブは全て48インチ(1.219メートル)を超えてはならないという規定があります。
シャフトの長さではなく、クラブ全体の長さになります。
普通ドライバ―が一番長いクラブになりますから、ドライバーの長さが46インチでしたらキャディバックも46インチ対応以上のものを選ばなくてはいけません。
これが許容クラブの長さを確認する意味ですが、個人的にはヘッドカバーのことも考えておいたほうがいいと思います。
というのも、ドライバ―などウッド系にはヘッドカバーをつけるのが一般的です。
最近のヘッドカバーは機能的でかつおしゃれで選択に迷うほどでうれしいのですが、サイズは以前よりずいぶん大きいものがあります。
特にキャラクター付きのヘッドカバーなどはがお好きな方は結構大きいので、迷ったら対応幅の大きいキャディバックを選んだほうが安全です。
5,主要素材
キャディバックの素材は見た目や金額に直接かかわってくる部分になります。素材別の主な特徴は下表になります。
素材 | 重量(軽さ) | 耐水性 | 重厚感 | 手入れ易さ |
ナイロン | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
ポリエステル | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
合成皮革(puレザー) | △ | 〇 | ◎ | 〇 |
エナメル | × | 〇 | ◎ | 〇 |
天然素材(帆布、革) | × | △ | ◎ | △ |
※合成皮革をPUレザーと表現しているメーカーさんもあります。PUはポリウレタン“Polyurethane”の略です。
金額に関しては、ブランドや作りこみによって変わるので一概には言えませんが、表面素材の比較としてお値段の高いもの順はおおよそ下記になります。
天然素材>エナメル>合成皮革(puレザー)>ポリエステル≒ナイロン
天然素材は相当高額(なかには10万円以上)になりますが、他の素材はデザイン等により大きく変わります。
しかし表面素材の違いでキャディバックの機能が変わることはほとんどありませんので、初めてのキャディバックであれば、軽くて水にも強い、ナイロン製かポリエステル製をおすすめします。
何度か練習場やコースでご自身が体験されると、ご自身の使い勝手もわかってきますので高価なものはそれからでもいいと思います。
6,フード
フードはキャディバックの上部に取り付けた袋のことを言います。たいがいはセット品となってますがまれに別売りになってることもありますのでご注意ください。
プレー中はフードなしでもいいですが、運搬時クラブの保護の意味でもあったほうがいいです。破損時は別売りやフリーサイズのフードもありますので検討してみたらいいですね。
7,ネームタグ
ネームタグとは名札ですね。ゴルフ場では最初に玄関でキャディバックを預けますので名前が入ってないとゴルフ場の人も困ります。
キャディバックを譲ってもらった方などは、必ずご自身の名前に変えておいてくださいね。
お名前は漢字での表記がわかりやすいですが、海外で使う場合はローマ字のほうが安心です。
ゴルフ初心者がゴルフを始めるときに最低限必要な本数は7本でも行けるとゴルフクラブのところでご説明しました。
その意味では7本入るキャディバックがあればいいのですが、今売られているキャディバックはほとんどが14本フルセットが入る大きさのキャディバックです。
7本から8本ぐらいのキャディバックもなくはないのですが、将来的にクラブ本数が増えても対応できる大きさでいうと9型以上のキャディバックで始められたほうが、種類も多く選べますし今は合理的かと。
✔キャディバックのまとめ
キャディバックは、一度買ったらそう何度も買い替えるものでもありませんので、当然お好みのデザイン、ブランドも重要です。
どうしても他人と同じものは嫌だという方は仕方ないですが、最初に買われるキャディバックであれば下記✔項目をもう一度確認してもらって購入されたら後悔は少ないはずです。
✔1、キャディバックの立て方は?
✔2,キャディバックの大きさは?
✔3,表面の素材は?
キャディバックはPINGさんやダンロップ(ゼクシオ)などクラブメーカーもたくさん出品してますが、キャディバックとクラブが合わないといやだといわれる方はメーカーには注意したほうがいいですね。
かぶらないという意味も含めて下記アドバットのキャディバックご紹介します。メンズ、レディス両方いけます。
確認チェックとして
1,立て方👉カート式
2,大きさ👉口径:9.0型(対応クラブ47インチ)
3,素材 👉ポリエステル(重量約2.9Kg)
OKですね。
デザインはお好みですが着脱式のポーチ付きは珍しいですね、練習グリーンにボールなどをもっていく時など便利です。
アドバット(adabat)知らない方もいるかと思いますが、1987年に誕生した大手アパレル会社「ワールド」が出しているゴルフブランドです。
初心者セット品のおすすめは?
ゴルフを始めるのに必要な3点はゴルフクラブ、ゴルフグローブ、キャディバックとしてそれぞれの特徴や購入する際の注意点をあげてきました。
個別に購入するのもあれこれ検討できて楽しいですが、手っ取り早いのはセット品になりますのでご紹介します。
今のセット品はいわゆるハーフセットでも本数は7本以上ありますが、重量が大幅に変わるわけではないので多い分には問題ないです。
メンズ用
レディス用
まとめ
ゴルフを始めるのに必要なもの3種類として「ゴルフクラブ」・「ゴルフグローブ」・「キャディバック」を紹介させてもらいました。
それぞれの用具の特徴や注意点など、最低限知っておいてもらいたいことは書きましたので、購入される場合や知人から譲ってもらうときの確認知識としてもらえると嬉しいです。
ゴルフは外でのスポーツで健康にいいことはもちろん出会いも増えます、また年齢が重なってもできるスポーツです。
ぜひ一度経験してみてください、最後まで読んでくださってありがとうございます。
コメント