黄金世代の代表になったといってもいい「渋野 日向子選手」42年ぶりのLPGAメジャー大会「AIG全英女子オープン」での優勝勝因の一つは間違いなくドライバーの飛距離、正確性にありました。
渋野 日向子選手は日本国内の日本女子LPGAでのトータルドライビングは4位(2019年8月)ですが優勝したメジャー大会の最終日でのドライバー平均飛距離は264.0ヤードと発表されてます。
同大会で3位で8月現在で世界ランク1位のコ・ジンヨンの飛距離が平均250ヤード、同組のブハイが246ヤード。
世界の一流選手たちを15〜20ヤード引き離しています。ほんと見ていて気持ちのいいスイングと弾道でした。
そんな渋野 日向子選手のドライバーの仕様と値段ご紹介します。
渋野 日向子選手のドライバーはPINGのG410
ドライバ―(PING ):G410 PLUS(プラス)(ロフト角10.5度)
ヘッド:455cc
シャフト:Speeder EVOLUTION V 硬さSR 44.75インチ
このドライバ―のおすすめの点は?
①弾道調整機能がついている
何ができるの?
ヘッドの後ろの3か所につけられる可変式弾道調整ウェイトで、ドロー、まっすぐ、フェードのスイングを調整して求めるストレート弾道に近づけることができます。
ドライバ―画像引用元:https://clubping.jp/product/product2019_g410_d.html
クラブヘッドがボールの軌道を補助してくれる!
素晴らしいです。
ちなみに渋野日向子選手の弾道調整ウエイト位置は真ん中のスタンダードポジションです。普通のスイングでさらに前に推し進める印象です。
②2種類のライ角とロフト角が調整できる点
ライ角とロフト角が調整できるのは弾道の高さ、左右のぶれの調整ができるので非常に便利です。
それぞれで8種類の組み合わせができます。
ライ角 | ロフト角調整範囲 | ||||
Neutral | -1.5度 | -1.0度 | 0度 | +1.0度 | +1.5度 |
Flat | ー | -1.0度 | 0度 | +1.0度 | ー |
引用元 https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17293551/album/16785444/image/16839771
渋野日向子選手はどちらかといえばハンドダウン気味のアドレスですので、ヘッドのトウが上向きになり、ボールが左に行きやすいのをライ角をフラットにすることで調整しているようです。
ライ角を選択できるのはありがたいですし、貴重です。
③シャフトの種類が豊富
シャフトもこれだけラインナップがあると安心です、むしろちょっと悩んでしまいますか?(笑)
下記PINGさんのカタログ記事引用ですが、基本この形ですね。
一般的には、ヘッドスピードの遅いプレーヤーは、ロフトが多めで、シャフトが柔らかめ、ヘッドスピードが速いプレーヤーは、ロフトが少なめ、シャフトが硬めを選択することで、最適な打ち出し条件が得られます。
シャフト | フレックス | 重量(g) | キックポイント |
---|---|---|---|
PING Alta J CB Red
| R | 45.0 | 先 |
SR | 50.0 | 中元 | |
S | 55.0 | 中 | |
X | 60.0 | 中 | |
PING Tour 173-65
| R | 57.0 | 中 |
S | 61.0 | 中元 | |
X | 66.0 | 手元 | |
PING Tour 75
| R | 68.0 | 中 |
S | 75.0 | 中元 | |
X | 80.0 | 手元 | |
PING Alta Distanza
| – | 40.0 | 先 |
The Attas
| 5S | 54.0 | 中 |
6S | 63.0 | 中 | |
Fujikura Speeder Evolution V
| 569S | 59.5 | 中先 |
661S | 66.0 | 中先 | |
TENSEI CK Pro Orange
| 60S | 64.0 | 手元 |
70S | 72.0 | 手元 |
引用元 https://jp.ping.com/ja-jp/clubs/drivers/g410-plus
渋野日向子選手はFujikura Speeder Evolution V569を使用されてます。
渋野 日向子選手のドライバーG410の価格は?
PINGのドライバーは鈴木愛選手や比嘉真美子選手が使用しているクラブということでもともと人気がありましたが、今回の渋野フィバーで価格はちょっと高止まりというか、シャフトによっては在庫ぎれが結構出てくるのではないかと思います。
メルカリなんか見ていても「このシャフト探してました」みたいなコメントありますし、人気ですね。
本体価格はカタログ記載で81:000円ですが市場価格は下の楽天とか参考に見てみてください。
まとめ
42年ぶりのLPGAメジャー大会優勝者「渋野日向子」選手のドライバーG410 PLUSを紹介してきました。
個人的には特徴でも説明しましたが
①弾道調整機能がついている
②2種類のライ角とロフト角が調整できる点
この2点はPINGさんこのドライバ―発売してくれてありがとうございますという感じです。弾道調整はミスを低減するという意味もありますが、逆にいえばストレート弾道の人がフェードやドローを打ち分ける手段にもなりえるわけで、これは画期的。
またロフトの微調整が可能なのはボール弾道調整にも役立ちます。最後は腕ですが、頑張って渋野日向子選手のように250ヤードオーバーのドライビングで笑顔でゴルフできるようになりたいですね!
最後まで読んでいたただいてありがとうございます。
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